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「異論の共存」戦略 分断を対話で乗り越える

出版社名 晶文社
出版年月 2021年10月
ISBNコード 978-4-7949-7277-4
4-7949-7277-6
税込価格 1,870円
頁数・縦 252P 19cm

商品内容

要旨

世界中で分断と排外主義がはびこるいま、必要なのは、異論を認めたうえで対話を重ねる態度!憲法九条を守りつつ、自衛隊の存在も肯定するという自身の立場から、歴史認識、自衛隊の海外派遣、慰安婦問題、拉致問題、核の抑止力…など意見が対立する数々の難題に対して、保守・リベラル双方の対話の場をつくってきた自称「超左翼おじさん」の著者が説く、共存の作法。

目次

第1章 九条と自衛隊が共存する時代―改憲論議は終わった(安倍「加憲」案が頓挫したことの意味
専守防衛と九条が響きあう理由と背景 ほか)
第2章 左右が一致する防衛問題の政策と法律をつくる(「自衛隊を活かす会」の結成とその問題意識
新時代の専守防衛の神髄は核兵器抜きの抑止 ほか)
第3章 歴史認識でも左右の対話と合意が不可欠な理由(慰安婦問題での左右の対話の経験と教訓
「日本会議」も対話の相手になるのではないか ほか)
終章 立場の違う人びとが対話するということ(拉致問題や福島の問題でも同じ試み
立場への共感以前に「心」の通い合いが大事だ)
補章 産経新聞デジタルiRONNAへの投稿から(百田尚樹『日本国紀』を読む
共産主義国に生まれたら、「コミューン革命」をめざしていた ほか)

著者紹介

松竹 伸幸 (マツタケ ノブユキ)  
1955年長崎県生まれ。ジャーナリスト・編集者、日本平和学会会員(専門は外交・安全保障)、自衛隊を活かす会(代表・柳澤協二)事務局長。一橋大学社会学部卒業。著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)