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かけ算には順序があるのか

岩波科学ライブラリー 180

出版社名 岩波書店
出版年月 2011年5月
ISBNコード 978-4-00-029580-2
4-00-029580-2
税込価格 1,320円
頁数・縦 118P 19cm

商品内容

要旨

小学校の算数で「6人に4個ずつミカンを配ると、何個必要ですか」という問題に、6×4=24という式を書くとバツにされる。かける順序は本来どちらでもよいはず。あらためてかけ算の意味や考え方、その歴史をみてみると、意外にも奥深いものが秘められていた。算数の始まりから見えてくる数や量の世界をわかりやすく紹介する。

目次

第1章 4×6と6×4は違うのか(かけ算の式の順序が違うとバツになる
今の「かけ算」の教え方
昔の「かけ算」の教え方 ほか)
第2章 九九の来た道(文科省が九九の表から期待していること
九九の表を見直す
「総九九」と「半九九」 ほか)
第3章 なぜ2時から5時までは3時間で、2日から5日までは4日間なのか(10の真ん中は5なのか
2時から5時までは3時間、2日から5日までは4日間
時の流れは分離量か連続量か)

出版社
商品紹介

「6人に4個ずつミカンを配ると,ミカンは何個必要ですか」という問題に6×4=24と書くとバツになる。

著者紹介

高橋 誠 (タカハシ マコト)  
1948年生まれ。算数教育史家、ライター。東京大学文学部倫理学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)