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怪異探偵の喰加味さんは悪意しか食べない

富士見L文庫 は−4−4−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2019年4月
ISBNコード 978-4-04-073126-1
4-04-073126-3
税込価格 704円
頁数・縦 280P 15cm

商品内容

要旨

「なんてこった!」騙されやすい大学生・白浜優は愕然としていた。上京早々、飄々とした探偵・喰加味に騙され、助手となったのだ。急須とティーカップで牛乳を飲み、やたら寒がりで、何より人を「餌」と呼ぶ。風変わりな喰加味は、実は妖怪・獏。「僕はグルメなんだ」と誇らしそうな彼は、依頼人を餌としていたのだ。ある理由で妖怪に疑心を抱いていた優。舞い込む事件は噛み合わない二人が揃うと、何故か面倒な事ばかり引き寄せてしまい―!?詐欺師のような怪異探偵と、正直すぎる青年の怪奇事件簿!

おすすめコメント

僕の居候先には、人を「餌」と呼ぶ、寒がりな探偵さんがいる。一風変わった探偵・喰加味に騙され、探偵の助手となった優。彼の目の前で喰加味は毎回依頼人に握手を求めるが、それは妖怪である彼が人間の悪意を食べるための儀式だった!凸凹コンビが謎解く怪奇ミステリー!

著者紹介

半田 畔 (ハンダ ホトリ)  
1993年生まれ、神奈川県出身。2015年第三回富士見ラノベ文芸大賞にて応募作『風見夜子の死体見聞』の軽快な会話劇が評価され、満場一致の金賞受賞。デビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)