万葉ブックカフェの顧客録
富士見L文庫 や−1−1−1
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2020年6月 |
ISBNコード |
978-4-04-073682-2
(4-04-073682-6) |
税込価格 | 682円 |
頁数・縦 | 254P 15cm |
商品内容
要旨 |
とある事情で仕事を辞めた志野は、ある日『千撰萬葉集』という古い本を見つける。しかし、本を開くと小さな和装の女が挟まっているではないか。悲鳴を上げた瞬間、ざわわーっと同じく小さな生き物たちが本から飛び出していく。突然神様や妖が見えるようになって困り果てた志野は、この体質を治してもらう代わりに義切が営むブックカフェで働きながら逃げた詠人を集めることに。ところが詠人を本に戻すには、歌に沿った悩みを解決しなければならない。彼らに寄り添う内に志野は自身の過去にも向き合い始め…? |
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おすすめコメント
はるか昔、『万葉集』の詠人にも私たちと同じ悩みごとがありました。 志野はある日『千撰萬葉集』に宿った詠人を意図せず逃がしてしまう。妖が見える体質を治してもらう代わりに詠人を本に戻すことになったのだが、彼らの悩みを聞く内に、志野も逃げていたことに向き合おうと思い……。