赤い月、廃駅の上に
角川文庫 あ26−10
| 出版社名 | 角川書店 |
|---|---|
| 出版年月 | 2012年9月 |
| ISBNコード |
978-4-04-100482-1
(4-04-100482-9) |
| 税込価格 | 748円 |
| 頁数・縦 | 290P 15cm |
商品内容
| 要旨 |
廃線跡、捨てられた駅舎。赤い月が昇る夜、何かが起きる―。17歳の不登校の少年が一人旅で訪れた町はずれの廃駅。ライターの男と待合室で一夜を明かすことになるが、深夜、来るはずのない列車が不気味な何かを乗せて到着し…。(『赤い月、廃駅の上に』)温泉地へ向かう一見普通の列車。だが、梢子は車内で会うはずのない懐かしい人々に再会する。その恐ろしい意味とは。(『黒い車掌』)鉄道が垣間見せる異界の姿。著者新境地のテツ怪談。 |
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おすすめコメント
鉄道がいざなう、異界への扉――。 廃線跡、捨てられた駅舎。赤い満月の夜、異形のモノたちが動き出す――。鉄道は、私たちを目的地に運ぶだけでなく、異界を垣間見せ、連れ去っていく。震えるほど恐ろしく、時にじんわり心に沁みる著者初の怪談集! 【著訳者紹介】 1959年大阪府生まれ。同志社大学卒。89年『月光ゲーム』でデビュー。2003年『マレー鉄道の謎』で第56回日本推理作家協会賞、08年『女王国の城』で第8回本格ミステリ大賞を受賞。『壁抜け男の謎』『暗い宿』など著作多数。