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透明カメレオン

角川文庫 み39−3

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2018年1月
ISBNコード 978-4-04-106352-1
4-04-106352-3
税込価格 792円
頁数・縦 453P 15cm

商品内容

要旨

ラジオパーソナリティの恭太郎は、素敵な声と冴えない容姿の持ち主。バー「if」に集まる仲間たちの話を面白おかしくつくり変え、リスナーに届けていた。大雨の夜、びしょ濡れの美女がバーに迷い込み、彼らは「ある殺害計画」を手伝わされることに。意図不明の指示に振り回され、一緒の時間を過ごすうち、恭太郎は彼女に心惹かれていく。「僕はこの人が大好きなのだ」。秘められた想いが胸を打つ、感涙必至のエンタメ小説。

おすすめコメント

今夜も僕は世界をつくる。少しの嘘と願いを込めて――。最強のエンタメ小説 声だけ素敵なラジオパーソナリティの恭太郎は、いきつけのバーでの仲間たちとの毎日を、面白おかしい話につくり変えてリスナーに届けていた。ある日、店に迷い込んできた美女の企てた計画に巻き込まれ――。

著者紹介

道尾 秀介 (ミチオ シュウスケ)  
1975年生まれ。2004年『背の眼』で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞し、デビュー。07年『シャドウ』で第7回本格ミステリ大賞、09年『カラスの親指』で第62回日本推理作家協会賞、10年『龍神の雨』で第12回大藪春彦賞、『光媒の花』で第23回山本周五郎賞を受賞。11年、史上初となる5回連続候補を経て『月と蟹』で第144回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)