• 本

欺瞞の殺意

角川文庫 み45−5

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2023年2月
ISBNコード 978-4-04-113318-7
4-04-113318-1
税込価格 858円
頁数・縦 307P 15cm

商品内容

要旨

地方の資産家・楡家の当主が64歳で急逝。屋敷で行われた身内しかいない法要で、長女と孫が死亡。長女の婿養子である弁護士のポケットからヒ素の付いたチョコレートの銀紙が発見された。自白して無期懲役となった元弁護士は、事件関係者と往復書簡を交わすことに。「僕は犯人ではありません」。書簡の中で繰り広げられる「毒入りチョコレート」の真犯人をめぐる推理合戦。やがて真相が思わぬ方向へ―。

出版社・メーカーコメント

このミス、本ミスW受賞の注目作。往復書簡で真相に迫る、本格ミステリー昭和41年の夏、地方の有力者の家で起こった毒殺事件。服役した男はある事件関係者に手紙を送る。「僕は無実です。本当はあなたもそれをご存知のはずです」二転三転する展開、事件の背後にあるものとはー

著者紹介

深木 章子 (ミキ アキコ)  
1947年東京都生まれ。東京大学法学部卒。元弁護士。60歳を機に執筆活動を開始、2010年に「鬼畜の家」で島田荘司選第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞。『衣更月家の一族』『螺旋の底』がそれぞれ第13回・第14回本格ミステリ大賞(小説部門)候補、『ミネルヴァの報復』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)候補に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)