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継ぐ者

角川文庫 時−う24−21

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2025年11月
ISBNコード 978-4-04-116766-3
4-04-116766-3
税込価格 1,210円
頁数・縦 474P 15cm

商品内容

要旨

織田信長が今川義元を討ち取った桶狭間の合戦の後、松平元康は今川家からの独立を決意する。家康と改名し、人質になっていた妻の瀬名と嫡男竹千代(のちの信康)を今川家から取り戻した彼は、息子を信長の娘と結婚させて織田家と同盟を結ぶ。そして家康は、遂に遠江の攻略を開始する。だが、今川の血を引く妻と、義父信長に憧憬を抱く息子は、家康の思いとは次第に離れていく…。著者渾身の傑作歴史長篇。

出版社・メーカーコメント

桶狭間の合戦の後、松平元康は今川家からの独立を目論む。 名前を家康と変え、妻の瀬名と人質になっていた嫡男竹千代を今川家から取り戻し、信長の娘と結婚させて同盟を結ぶが……。傑作歴史長篇の文庫化。

著者紹介

上田 秀人 (ウエダ ヒデト)  
1959年大阪府生まれ。歯科医師。97年に第20回小説クラブ新人賞佳作に入選しデビュー。2010年『孤闘 立花宗茂』で第16回中山義秀文学賞受賞。14年「奥右筆秘帳」シリーズで第3回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。22年「百万石の留守居役」シリーズで第7回吉川英治文庫賞を受賞。2025年3月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)