• 本

天城峠殺人事件

角川文庫 う1−66

出版社名 角川書店
出版年月 2006年4月
ISBNコード 978-4-04-160766-4
4-04-160766-3
税込価格 704円
頁数・縦 263P 15cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 内田康夫

    以前に他社からノベルスや文庫で出版されていますので、内田康夫ファンとりわけ浅見光彦シリーズファンの方で、この本を読んでいない方がいるとは思えませんが、まだの方は是非読んで下さい!始まりはいつものように事件にまきこまれて女性に弱くて頼りない感じですが、事件をといていくころにはかっこいい姿です。傑作ミステリーです。

    (2006年5月1日)

商品内容

要旨

旧天城峠の崖下で老人の死体が発見された。男は「下司」と書かれた千社札を携え、毎年百の寺社巡りをしていたという。真相を追う浅見光彦は、直後に発生したアイドル・桜井夕紀の心中事件にも巻き込まれる。老人の不可解な千社参りの道程。夕紀が遺書の中で書き換えた「椿」という伝言…。浅見はさらに、伊豆の手鞠歌が暗示する謎に導かれ、二つの事件の意外な接点を見出すのだが。傑作旅情ミステリー。

著者紹介

内田 康夫 (ウチダ ヤスオ)  
東京都出身、現在は軽井沢に在住。1980年、『死者の木霊』を自費出版してデビュー。82年には、浅見光彦が初めて登場する『後鳥羽伝説殺人事件』を上梓。以来、全国を旅して日本人の心の琴線に触れるミステリーを書き続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)