• 本

風のささやき 介護する人への13の話

角川文庫 ひ8−15

出版社名 角川書店
出版年月 2011年7月
ISBNコード 978-4-04-183516-6
4-04-183516-X
税込価格 528円
頁数・縦 185P 15cm

商品内容

要旨

情愛、葛藤、焦燥、後悔…この日本のどこかで、言葉にできない心の叫びに押しつぶされそうになっている人たち。著者が遭遇した実話をもとに綴る、介護する人のささやき。心に沁みる愛と哀しみの全13話。介護する人の胸の内をえぐり取った掌編小説。

目次

同窓会―本多彩子(静岡県・44)
やきめし―長森美智子(群馬県・53)
エリザベス一世―内藤伸治(神奈川県・49)
ハッスル―保木本ゆり(鳥取県・44)
夢の超特急―水野千春(愛知県・45)
衣斐さんと、衣斐さんの奥さんのこと―加藤麻菜(岐阜県・22)
年をとってよかったこと―佐伯理恵(埼玉県・50)
横浜なんかに住んでてすみません―赤江朋子(神奈川県・43)
偽善者―越智淑絵(愛媛県・47)
ぱたぱた―菊池典子(岩手県・44)〔ほか〕

著者紹介

姫野 カオルコ (ヒメノ カオルコ)  
小説家。1958年滋賀県出身。幅広い作風で読者層は男女同数。97年『受難』が第117回直木賞候補、2002年『よるねこ』収録の「探偵物語」が推理作家協会の『ザ・ベストミステリーズ』、04年『ツ、イ、ラ、ク』が第130回直木賞候補、06年『ハルカ・エイティ』が第134回直木賞候補、10年『リアル・シンデレラ』が第143回直木賞候補になった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)