新「育児の原理」あたたかい心を育てる 赤ちゃん編
角川ソフィア文庫 L126−1
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2017年4月 |
ISBNコード |
978-4-04-400265-7
(4-04-400265-7) |
税込価格 | 1,012円 |
頁数・縦 | 301P 15cm |
シリーズ名 | 新「育児の原理」あたたかい心を育てる |
商品内容
要旨 |
育児という初めての体験に戸惑い、不安に感じる新米の親たちに向けて、60余年、赤ちゃんを見守り続け、“育児の神様”と呼ばれた小児科医師が、赤ちゃんの心と体にとって本当に大切なことをわかりやすく丁寧に綴った育児のバイブル。親として子どもの本質を学ぶことができる哲学が満載。最新の医学に基づいた情報も掲載された改訂版で、赤ちゃん期の日常生活の中で起こる様々な疑問に答えてくれる実用的な側面も充実。 |
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目次 |
第1章 育児の心がまえ(お母さんになるために |
おすすめコメント
この本に書かれた内藤先生のメッセージが凝縮された新「育児の原理」十二則の一部をご紹介。第二則 育児の原理は、愛情を伝えるお母さんと赤ちゃんの目と目の対話「まなかい」です。まだ言葉がわからない赤ちゃんに、お母さんのやさしい目で話しかけてあげてください。「まなかい育児」で赤ちゃんに健やかな体とあたたかい心が育まれ、母と子の絆が強く結ばれます。第七則 ゼロ歳から一歳過ぎの赤ちゃんのしつけは愛情を伝えるお母さんと赤ちゃんの目と目の対話をしながら「まなかい抱っこ」だけで十分です。「どんぶらこ、どんぶらこ」と赤ちゃんを、ゆっくり、ゆっくりあやします。おだやかなお母さんの声や顔そして肌から、赤ちゃんはあたたかい心を吸収していきます。大切なのはお母さんが、いつもゆったりと、かまえていることです。第八則 心の傷跡が残りやすい一歳半から二歳頃のしつけは、命令や否定ではなく、「あなたならできるよね」と、根気よくお願いします。自我の芽を大切にしてあげると、子どものいろいろな能力が引き出され、伸ばされます。この頃、自我の芽を押さえつけると反抗心となり、いずれ復讐心にかわることさえあります。自己制御できるようになる四歳以降、お友達の悩みや苦しみを理解できるようになるためにも二歳児前後の心の育児はとても大切です。第十二則 子どもは無限の可能性を持っています。その心と体を育む育児は子どもを抱きしめ、心の底からのほおずりするだけでよいのです。子どもと一緒に過ごす時間の長さより、お母さん、お父さん、保護者の方の愛情の深さが大切です。地球上で一人だけでも、いつも自分を理解し、全面的に受け入れてもらえる人間がいることを子どもに知らせることができればそれでいいのです。それが大人の責任です。親として、子どもの本質をしることができる哲学書のような育児書。子どもの成長に応じて何度も読み返したくなる育児のバイブル。アップリカ育児研究所が内藤先生の数々の名著から、そのエッセンスを編集した一冊。2017年、小林登先生による監修が入り、小林先生による注釈もさらに充実した決定版が文庫になって登場。