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暦ものがたり

角川ソフィア文庫 SP N−205−1

出版社名 角川学芸出版
出版年月 2012年8月
ISBNコード 978-4-04-406428-0
4-04-406428-8
税込価格 836円
頁数・縦 275P 15cm

商品内容

要旨

今日が何年何月何日か分からない日常を、想像できるだろうか。古来、暦は人々の生活に不可欠であり、その変遷をひも解けば、各時代の生活・文化・社会が鮮やかに見えてくる。日本人にとって暦とはなにか―。日本最古の暦をはじめ、宣明暦・貞享暦ほか旧暦のあゆみ、貴族の男性たちが使った具注暦や女性が使ったかな暦、月の大小を示す「大小暦」や字の読めない人のための「絵暦」などを詳説。豊富な事例とともに、時代を映す暦の森羅万象がわかる。

目次

暦のあけぼの
暦と政治
地中からの暦
平城京の春
平安貴族と暦
鯰絵の暦
貞享の改暦余談
地方暦さまざま
絵暦
六曜の履歴
太陽暦の採用
お上の暦、民間の暦

著者紹介

岡田 芳朗 (オカダ ヨシロウ)  
1930年東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒、同大学大学院文学研究科日本史学専攻修士課程修了。女子美術大学名誉教授。暦の会会長。学生時代に神武天皇の紀元の計算方法に疑問をもって以来、暦に関心をもつ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)