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走れメロス 太宰治名作選

角川つばさ文庫 Fた1−1

出版社名 アスキー・メディアワークス
出版年月 2010年2月
ISBNコード 978-4-04-631069-9
4-04-631069-3
税込価格 814円
頁数・縦 237P 18cm

商品内容

要旨

友情と信頼をまもろうと命がけで走る青年の姿をえがいた「走れメロス」など、太宰の本当の良さがわかる感動的な11の短編。犬がこわいのに犬に好かれてしまう太宰と飼い犬との交流を楽しく語る「畜犬談」、重い病の妹とその姉に起こる奇跡をミステリー風に物語る「葉桜と魔笛」、キリストへの愛ゆえの裏切りをユダが語る「駈込み訴え」のほか、「トカトントン」「桜桃」などドラマチックな物語や心にのこる名作ばかりの決定版。さし絵多数。小学上級から。

出版社・メーカーコメント

友情、信頼、感動のなみだ。太宰の本当の良さがわかる決定版11作命がけの友情をえがく表題作のほか、犬とのおかしくて泣ける物語「畜犬談」、美人姉妹の悲話「葉桜と魔笛」、ユダがキリストへの愛憎を語る「駆込み訴え」「トカトントン」「桜桃」など、感動となみだの決定版11作

著者紹介

太宰 治 (ダザイ オサム)  
1909年6月19日、青森県北津軽郡金木村(当時)に、大地主の六男として生まれ、母でなく乳母に育てられた。本名は津島修治(つしま・しゅうじ)。代表的長編に「人間失格」「斜陽」、などがある。若き日に芥川龍之介の小説を愛読し、彼の自殺に大きな影響を受けた。独特の文体への評価は今なお高く、最高の名文家と評する者も多い。1948年6月13日、玉川上水に愛人と身を投げて自殺した
藤田 香 (フジタ カオリ)  
関西在住のイラストレーター。児童文学、ライトノベル、ゲーム、ミステリ・文芸・時代小説など、さまざまな分野で活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)