道元実践の哲学 身心論から読み解く『正法眼蔵』
角川選書 678
| 出版社名 | KADOKAWA |
|---|---|
| 出版年月 | 2025年8月 |
| ISBNコード |
978-4-04-703743-4
(4-04-703743-5) |
| 税込価格 | 2,200円 |
| 頁数・縦 | 296P 19cm |
商品内容
| 要旨 |
日本を代表する思想書の一つ、道元『正法眼蔵』。仏道修行に重きを置く道元の、実践に即した哲学が特に表れているのが「身心学道」の巻である。私たちの身体と心を、少しでも仏に近づけるにはどうしたら良いか。欲望としがらみが絡み合い、既成観念にとらわれた窮屈な世界から抜け出すには、どうするべきなのか。道元が考え抜いた、ときに常識を覆す思想を、日本仏教研究の泰斗が、やさしい講義形式で一つずつ紐解いていく。 |
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| 目次 |
第一講 『正法眼蔵』をどう読むか |



出版社・メーカーコメント
道元『正法眼蔵』は、海外からも注目される、日本仏教を代表する思想書の一つである。そのテキストは難解として知られてきたが、実は我々の常識を覆すような面白さに満ちている。欲望やしがらみのもと、既成観念にとらわれ続ける窮屈な世界から、その外へと跳び出したらどうなるのか。道元が探求した思想の中でも、特に実践的な哲学を理解できる鍵が、身体と心から論じた「身心学道」の巻にある。日本仏教研究の泰斗である著者が、やさしい講義形式で、その思想を一つずつ紐解いていく。