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五七五の向こう側 神奈川大学全国高校生俳句大賞20回記念

出版社名 角川文化振興財団
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-04-884160-3
4-04-884160-2
税込価格 1,100円
頁数・縦 159P 18cm

商品内容

要旨

「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」は名句で月並俳句。芭蕉・一茶・蕪村…嫁ぐとしたら?「一茶は御免蒙りたい」。季語はフィクション?俳句は“好き”か“嫌い”かでいい…本音が炸裂!金子兜太・宇多喜代子・大串章・長谷川櫂・黛まどか・復本一郎が俳句の常識を壊す!読むだけで上手くなるシンポジウムを完全収録。

目次

1 俳句にとって季語とはなにか―実感をのせる
2 二物配合―俳句の構造
3 俳句における笑い―おもろうてやがて悲しき
4 私の好きな一茶の句―生きもの感覚
5 一茶と井月―人事句に注目しつつ
6 子規の彼方に―脱「月並」

おすすめコメント

「俳人とは最も自由な動物である――」金子兜太 宇多喜代子、大串章、金子兜太、長谷川櫂、復本一郎、黛まどかによる6回分の俳句シンポジウムをまとめたもの。季語・笑い・月並……などテーマごとに、新聞では読めない本音が語られ、舌戦が繰り広げられる。