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フランス絵画史 ルネッサンスから世紀末まで

講談社学術文庫 894

出版社名 講談社
出版年月 1990年4月
ISBNコード 978-4-06-158894-3
4-06-158894-X
税込価格 1,463円
頁数・縦 398P 15cm

商品内容

要旨

16世紀から19世紀に至る四百年間は、フランス精神が絵画の上に最も美しく花開いた時代である。フォンテーヌブロー派、プッサン、ヴァトー、ダヴィッド、ドラクロワ、そして印象派の画像たちによる忘れ難い名作の数々―、その抑制された画面には明晰な合理性と繊細な感覚性が宿り、人間存在の全体像が凝縮している。フランス美術の精華を辿り、本書は、豊潤なユマニスムの世界へと読書を誘う。

目次

フォンテーヌブロー派の芸術(歴史的背景
イタリアからフランスへ
フォンテーヌブロー派の展開
新しい感受性の誕生)
16世紀フランスの絵画(偉大なる世紀
バロックの誘惑
フランス精神の勝利
古典主義の成立
絶対王政の芸術)
18世紀フランスの絵画(人間性の世紀
転換期の絵画
ルイ十五世時代の絵画
ロココから新古典主義へ)
19世紀フランスの絵画(華命の芸術
新古典主義
ロマン主義
写実主義
伝統の終焉
第二帝政時代の美術
印象派の理論と技法
印象派の展開
後期印象派
象徴派の技術
ナビ派とモンマルトルの画家たち)

出版社・メーカーコメント

栄光のフランス文化――美の様式と画家群像フランス芸術の歴史は、絵画の歴史をその精華とする。近代絵画の揺籃期から印象派後に至る絵画の理論と展開を流麗な文章でつづる本格的な通史。文庫オリジナル。