• 本

典座教訓・赴粥飯法

講談社学術文庫 980

出版社名 講談社
出版年月 1991年7月
ISBNコード 978-4-06-158980-3
4-06-158980-6
税込価格 1,156円
頁数・縦 270P 15cm

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書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 仏教が説く作る者、食べる者の心構え

     予てより拙レビューでもご紹介した仏教、とりわけ曹洞宗における食事の心構えを
    説いた『典座教訓』について取り扱う書誌の中でも、本書は特に対訳に重点を置いた
    ものである。あくまでも原文(書き下し・漢文)、対訳とそれを理解する為に必要な
    語義について、各章毎に注釈を加えるという極めてシンプルな構成となっている。

     一見すると評釈や解説を廃した構成ゆえにとっつき難さを感じるかもしれないが、
    無駄が無いだけに、食に関する禅の心構えであるとか、その精神とかに向き合う事が
    出来る一冊である。(世俗にどっぷりつかった不良職員がこう書くのも多分に
    おこがましい気がして恐れ多いが…。)また、本書は『典座教訓』だけに留まらず、
    食事を受ける側、すなわち食事を頂く際の心構えや所作について著した『赴粥飯法』も
    同様に所収している点で重要な一冊である。

     勿論厳格な禅宗の食事の所作が直ちに我々の食卓に受け入れられるかは疑問であるが、
    日常を修行と捉える禅宗が如何に食事を捉えていたのか、仏教徒ならずとも、食に
    人並みに興味を抱く者であれば、一度は覗き見ても損は無いのではないだろうか

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    (2013年9月30日)

商品内容

要旨

「典座教訓」には、禅の修行道場における食を司る典座の職責の重要さが記され、この典座が調理してくれた食事を頂く修行僧の心得を示したのが「赴粥飯法」である。道元は、両者の基本にあるものこそ仏道修行そのものであると力説する。飽食時代といわれる昨今の食生活を省みるとき、本書のもつ現代的意義は大きく、多くの示唆に富む必読の書といえよう。食と仏法の平等一如を唱えた道元の食の倫理。

出版社・メーカーコメント

食と仏法の平等一如を唱えた道元の食の基本典座とは,禅の修行道場における食事を司る役をいい,赴粥飯法とは,僧堂に赴いて食事を頂く作法をいう.両者の基本にあるものこそ真実の仏道修行そのものと説く