• 本

さようなら、ギャングたち

講談社文芸文庫

出版社名 講談社
出版年月 1997年4月
ISBNコード 978-4-06-197562-0
4-06-197562-5
税込価格 1,512円
頁数・縦 381P 16cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 評価パス!だけど本として最高クラスです!

    初めての高橋源一郎は「ペンギン村に陽は落ちて」でした。なんとなく買っちゃったんですが、確か中学生の僕にはなんだこれ?でも面白いなと割と良く読んだ本です。そして著者のデビュー作である本著にたどり着いたわけですが、これがまた形容しづらい。「ペンギン村」が変な世界観で面白いなであれば、「さようなら」はさっぱりわからんし面白くないけど何か気になって時々読む。そもそも読者が望むであろう理解しやすい文は破壊されています。ページに錯乱する言葉ことばことば。文章という体裁ですが、それすらも破壊寸前(と思う)。人の頭の中を覗くときっとこんな感じかしら?でも筋は通ってるし、なーんだか暖かい。そんな中身です。好きな人嫌いな人絶対にいます。様々な善悪や逸脱した内容も言葉として普通に出てきます。日本語と本と文学を愛する人にお奨めします。

    (2004年11月13日)

商品内容

要旨

詩人の「わたし」と恋人の「S・B」と猫の「ヘンリー4世」が営む超現実的な愛の生活を独創的な文体で描く。発表時、吉本隆明が「現在までのところポップ文学の最高の作品だと思う。村上春樹があり糸井重里があり、村上龍があり、それ以前には筒井康隆があり栗本薫がありというような優れた達成が無意識に踏まえられてはじめて出てきたものだ」と絶賛した高橋源一郎のデビュー作。

出版社・メーカーコメント

劇画時代の青春像を描くポップ文学の代表作お互いに名前をつけあった恋人たちの奇妙な日常…青春のもの哀しいリリシズム、生理、感覚を快いリズムで表現したポップ文学の傑作。群像新人長篇小説賞優秀作。