夫婦善哉
講談社文芸文庫
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 1999年5月 |
ISBNコード |
978-4-06-197662-7
(4-06-197662-1) |
税込価格 | 1,210円 |
頁数・縦 | 293P 16cm |
商品内容
要旨 |
しっかり者の新地の芸者蝶子は若旦那柳吉と駆落して所帯を持ち、甲斐性なしの夫を支えて奮闘する―大阪の庶民の人情を自在な語り口で描いて新進作家の地位を確立した「夫婦善哉」のほか、「放浪」「勧善懲悪」「六白金星」「アド・バルーン」、評論「可能性の文学」。作家生活僅か七年、裏町人生のニュアンスに富んだ諸相を書き続けて急逝した織田作之助の代表作六篇を収録。 |
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出版社・メーカーコメント
大阪の下町の人生を生き生きと描く名短篇集商売を転々と換えつつも根強い生活力で生き抜く柳吉、蝶子夫婦を描き、新進作家の地位を定めた表題作、「放浪」「勧善懲悪」等五篇に評論「可能性の文学」収録。