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仏像ミステリー

出版社名 講談社
出版年月 2010年7月
ISBNコード 978-4-06-216234-0
4-06-216234-2
税込価格 1,760円
頁数・縦 263P 20cm

商品内容

要旨

美しいオモテの顔のウラに怨霊鎮魂&エロス。阿修羅、弥勒菩薩、薬師如来…有名仏像の“真実”。

目次

第1部 有名仏像に秘められたもう一つの物語(法隆寺・救世観音像―聖徳太子信仰と怨霊信仰が絡み合う秘仏
東大寺・不空羂索観音立像―天平時代の霊界大戦をいまに伝える仏像
興福寺・阿修羅像―さえない中年男が美少年になった理由 ほか)
第2部 ホトケたちの履歴書(地蔵菩薩―六道を自由自在に移動し、衆生を救う
文殊菩薩―その化身は西欧の悪魔のモデル
馬頭観音―衆生の煩悩を食い尽くす忿怒相の観音菩薩 ほか)
第3部 僧侶・寺院に伝わる謎めいた話(良源―比叡山延暦寺の「最強の密教者」
安倍晴明―陰陽道と仏教‐操った式神の正体とは
祐天上人―「南無阿弥陀仏」だけで悪魔祓い ほか)

出版社
商品紹介

怪僧の怨霊封じに作られた傑作仏像、西欧の悪魔のモデルになった智慧の仏など、知られざる逸話集。

著者紹介

正木 晃 (マサキ アキラ)  
宗教学者。1953年、神奈川県小田原市生まれ。筑波大学大学院博士課程修了。国際日本文化研究センター客員助教授、中京女子大学助教授などを経て、現在、慶應義塾大学などで講師を務める。専門は密教学・チベット密教。なかでも修行における心身変容や図像学を研究。特定の分野、宗派にとどまらず、わかりやすい仏教全般の解説に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)