• 本

マンチュリアン・リポート

出版社名 講談社
出版年月 2010年9月
ISBNコード 978-4-06-216500-6
4-06-216500-7
税込価格 1,650円
頁数・縦 303P 20cm

商品内容

要旨

昭和3年6月4日未明。張作霖を乗せた列車が日本の関東軍によって爆破された。一国の事実上の元首を独断で暗殺する暴挙に昭和天皇は激怒し、誰よりも強く、「真実」を知りたいと願った―。混沌の中国。張り巡らされた罠。計算と誤算。伏せられた「真実」。

出版社
商品紹介

清朝滅亡後、張作霖は、全てを手にする直前、日本の関東軍の謀略によって命を絶たれた。誰が何を仕組んだのか。

おすすめコメント

『蒼穹の昴』、『珍妃の井戸』、『中原の虹』そして……   14年ぶり書き下ろし長編小説    張作霖爆殺事件―― 日本の関東軍が一国の元首を独断で暗殺するという暴挙に、昭和天皇が激怒、時の内閣は総辞職に追い込まれた。 しかし、内閣総辞職は、事件の真相に蓋をしただけに過ぎない。 なによりも「真実」を知りたいと願ったのは、昭和天皇その人であった――。    密命を受けた使者が「その日」の真実に辿り着く。 混沌の中国。謀略に次ぐ謀略。周到な罠。計算と誤算。    稀代のストーリーテラー渾身の書き下ろし 昭和史の闇に迫る超一級ミステリー    中原の覇王たらんとした英雄が、最期に見た夢とは。

著者紹介

浅田 次郎 (アサダ ジロウ)  
1951年東京都生まれ。95年『地下鉄に乗って』で第十六回吉川英治文学新人賞を受賞。97年『鉄道員』で第百十七回直木賞、2000年『壬生義士伝』で第十三回柴田錬三郎賞、2006年『お腹召しませ』で第一回中央公論文芸賞と第十回司馬遼太郎賞、2008年『中原の虹』で第四十二回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)