山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2012年10月 |
ISBNコード |
978-4-06-218016-0
(4-06-218016-2) |
税込価格 | 1,320円 |
頁数・縦 | 190P 19cm |
内容詳細要旨(情報工場提供) 2012年10月8日、2012年のノーベル医学・生理学賞が発表され、京都大学の山中伸弥教授が、英ケンブリッジ大学のジョン・ガードン博士とともに受賞した。山中教授の受賞理由は「成熟した細胞を、多能性を持つ状態に初期化できることの発見」である。2006年に論文発表された、人間の体内のあらゆる組織や臓器に分化でき、高い増殖力を持つ「iPS細胞」の発見に対する授与だ。50歳という若さと、発見からわずか6年での快挙は驚きと賞賛をもって迎えられた。本書は、山中教授自らが、研究生活を中心としたこれまでの半生と、iPS細胞について綴った“自伝”、フリー記者によるインタビューで構成されている。“自伝”パートでは、研究に対する心構え、iPS細胞発見までの試行錯誤のくり返しであるプロセス、周囲の状況、iPS細胞の可能性等について、平易な文章で語り尽くしている。山中教授は、現在京都大学iPS細胞研究所所長を務めている。 |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全2件
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- 安部書店 (福井県福井市)
isp細胞でノーベル賞を受賞された、山中伸弥先生の唯一の自伝的な本です。科学や機械が好きだった少年時代から、柔道に励んだ高校時代。ジャマナカと蔑まれた研修医時代から臨床医、そして研究者としてisp細胞にたどり着くまで。決して特別なわけではない。夢を持ち、様々な葛藤や挫折を味わいながら、それでも前に進もうとするひとりの人間の姿が書かれています。
(2013年11月22日)
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ノーベル賞おめでとうございます。
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- うつのみや 受渡専門店 (石川県金沢市)
時の人の著ですから売れに売れています。テレビでも山中教授の人となりや「iPS細胞」の特集はさんざん行われて簡単なことくらいは理解されている方も多いと思う。本著にはもっと突っ込んだ部分をメディア解説よりわかりやすく山中教授の言葉で説明されており、読み手を飽きさせないために本人のキャラクターを充分発揮させた形でおかしくもあるように描かれてます。研究をしていないときはわれわれと同じようなどこにでもいるおじさんぽいのが魅力的です。
(2012年10月27日)
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商品内容
要旨 |
日本で最もノーベル賞に近い男がはじめて明かした、研究人生のすべて。決して、エリートではなかった。「ジャマナカ」と馬鹿にされ、臨床医をあきらめた挫折からはじまった、僕の研究―。 |
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目次 |
第1部 「iPS細胞ができるまで」と「iPS細胞にできること」(走り方が変わった |
おすすめコメント
決して、エリートではなかった。「ジャマナカ」と馬鹿にされ、臨床医をあきらめた挫折からはじまった、僕の研究――。 ■「iPS細胞ができるまで」と「iPS細胞にできること」 ぼくは父親の勧めもあって、医師になりましたが、医師であるということにいまでも強い誇りを持っています。臨床医としてはほとんど役に立たなかったけれど、医師になったからには、最後は人の役に立って死にたいと思っています。(本文より) ■読みやすい語り口で、中学生から読める 「医者になれ」といった父は町工場の経営者/高校柔道部から受験勉強に邁進/「ジャマナカ」と蔑まれた研修医時代/臨床医としての限界/はじめての実験/求人広告に手当たり次第応募/マウスが妊娠?/帰国/「アメリカ後うつ病」にかかる/新入生争奪戦/遺伝子を二四個まで絞り込んだ!/論文捏造スキャンダルの陰で/再生医療の可能性/iPS細胞ストック (本書の内容より)
出版社・メーカーコメント
■祝・ノーベル賞受賞! 唯一の自伝。はじめて明かした、研究人生とiPS細胞のすべて 決して、エリートではなかった。「ジャマナカ」と馬鹿にされ、臨床医をあきらめた挫折からはじまった、僕の研究――。 ■「iPS細胞ができるまで」と「iPS細胞にできること」 ぼくは医師であるということにいまでも強い誇りを持っています。臨床医としてはほとんど役に立たなかったけれど、医師になったからには、最期は人の役に立って死にたいと思っています。父にもう一度会う前に、是非、iPS細胞の医学応用を実現させたいのです――<本文より> ■やさしい語り口で、中学生から読める 父は町工場の経営者/高校柔道部から受験勉強に邁進/「ジャマナカ」と蔑まれた研修医時代/臨床医としての限界/はじめての実験/求人広告に手当たり次第応募/オスマウスが妊娠?/帰国/「アメリカ後うつ病」にかかる/新入生争奪戦/遺伝子を二四個まで絞り込んだ!/論文捏造スキャンダルの陰で/再生医療の可能性/病気の原因解明と創薬――<本書の内容より>