リーダー論
講談社AKB48新書 002
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2015年12月 |
ISBNコード |
978-4-06-219896-7
(4-06-219896-7) |
税込価格 | 815円 |
頁数・縦 | 190P 18cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
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“たかみな”は「考えるアイドル」である。
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- 渕書店 BOOKSTORE FUCHI (大分県豊後高田市)
言わずと知れたAKB48グループの初代「総監督」の著書。たかがアイドルの語り下ろしと高をくくって読んでいくと、「あれ?するど・・」、為になる。その努力と観察力、実行力に敬服させられる。AKB48の基本は「走りながら考える」(本文)のだそうだ。次々と進化、展開していったグループのスピードを考えるとなんだか分かる。彼女の努力には汗臭さがない。どうしてか?それは彼女の「努力」がひと昔前のスポーツ選手にあるど根性イズムの上にあるものではなく現代的アスリートのメンタリティーを持つからだ。本書を読めばそれが分かる。例えばある時、たとえ総監督というポジションにいようとも自分ひとりではすべてのメンバーひとりひとりと関係を結び全体を指揮するのは無理であると考える。そして自分に課したその課題をそれぞれのチームリーダーに仕事を「任せる」ことで解決させるにいたる。そう、まるで「経営者」のようなのだ。「走りながら考える」そして学んだことをひとつひとつ自分自身の教訓にしてゆく。気に入った一節を最後に紹介します。
ー「やばい」と思えたら、「まだいける」
「できないこと」は努力しだいで「伸びしろ」になると思う(2016年4月5日)
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商品内容
要旨 |
「“努力”はかっこ悪いものじゃない」AKB48グループ総監督が10年間の実体験を元に語る、超実践的リーダー論。まとめる力。 |
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目次 |
第1章 リーダーの仕事 |
おすすめコメント
AKB48を卒業する高橋みなみが、最後に語る”リーダー論”。 24歳にして、300人を超すメンバーたちを、ときに厳しく叱咤し、ときに優しく励ましながら率いてきたAKB48グループ総監督・高橋みなみ。14歳でAKB48に加入したときは、人の先頭に立つタイプではなかった彼女が、10年間のAKB48の活動の中でいかにして現在のような「まとめる力」を身につけたのか。 メンバーをつなぎ、チームをひとつにするコミュニケーション術、心を打つスピーチの秘訣、努力することの意味や嫌われる勇気を持つことの大切さなど、リーダーとしての心得を豊富な実体験をもとに語ります。 本書はAKB48グループのメンバーやファンへ向けた高橋みなみの”総監督としてのラストメッセージ”であると同時に、一般の社会人から学生まで、幅広い世代の人たちに「へこたれずに生きるヒント」を与えてくれる自己啓発書になっています!