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住友銀行秘史

出版社名 講談社
出版年月 2016年10月
ISBNコード 978-4-06-220130-8
4-06-220130-5
税込価格 1,980円
頁数・縦 469P 20cm

商品内容

要旨

戦後最大の経済事件「イトマン事件」。保身に走る上司とぶつかり、裏社会の勢力と闘ったのは、銀行を愛してやまないひとりのバンカーだった。すべてを綴った手帳を公開する!

目次

問題のスタート
なすすべもなく
行内の暗闘
共犯あるいは運命共同体
焦燥
攻勢
惨憺
兆し
9合目
停滞
磯田退任
追及か救済か
苛立ち
Zデー
解任!
虚脱
幕切れ

おすすめコメント

大蔵省とマスコミに「内部告発状」を送ったのは私だ。実力会長を退陣に追い込み、上層部を動かし、わが住友銀行は生き延びた。そのなかで、行内の人間関係が露になり、誰が本物のバンカーなのかもわかってきた。いま明らかになる「イトマン事件」の真実、闇社会の勢力との闘い、銀行内の激しい人事抗争ーー。四半世紀の時を経て、すべてを綴った手帳を初公開する。

著者紹介

國重 惇史 (クニシゲ アツシ)  
1945年、山口県生まれ。68年、東京大学経済学部を卒業。同年、住友銀行(現三井住友銀行)に入行。渋谷東口支店長、業務渉外部部付部長、本店営業第一部長、丸の内支店長を歴任。94年に同期トップで取締役就任。日本橋支店長、本店支配人東京駐在を経て、97年、住友キャピタル証券副社長。銀行員時代はMOF担を10年務めた。その後、99年にDLJディレクトSFG証券社長になり、同社を楽天が買収したことから、2005年に楽天副社長に現在はリミックスポイント会長兼社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)