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戦後歌舞伎の精神史

出版社名 講談社
出版年月 2017年3月
ISBNコード 978-4-06-220487-3
4-06-220487-8
税込価格 2,530円
頁数・縦 315P 20cm

商品内容

要旨

真の古典劇として成立させた二代目吉右衛門の現代性とは!?歌舞伎とはなにか?戦後日本文化の「精神史」を問う。「女形不要論」の嵐から、勘三郎、三津五郎、そして海老蔵まで。戦後七十年を問い直す!

目次

発端 歌舞伎という家族の物語
第1章 祖父の時代
第2章 父の時代
第3章 叔父の時代
第4章 子の時代―現代
第5章 孫の時代
第6章 曾孫の時代

おすすめコメント

いまや「かぶき女子」が世に溢れるくらいの、歌舞伎ブームです。惜しくもなくなった中村勘三郎や、あるいはスター性抜群の市川海老蔵など、高い人気を誇る役者も枚挙にいとまがありません。では、いったい歌舞伎とは何なのか。とくに、21世紀の現代社会に生きるわれわれにとって、歌舞伎とは何か? 演劇評論の第一人者である著者が、この問いに挑みます。敗戦後、歌舞伎はどのように再興され、古典芸能であることと、戦後社会をどのように切り結んできたのか? 戦後の歌舞伎の歴史を現代の最先端まで検証しながら、その魅力と本質を存分に描ききった傑作です。戦後は、まずは、「女形不要論」から始まります。歌舞伎にとって、まさに最重要課題といっていい「女形」について、戦後の精神は、どのように考えたのか。そして、名優たちの興亡と、いまや「なんでもあり」といっていい現在まで。歌舞伎の精神の戦後史です。

著者紹介

渡辺 保 (ワタナベ タモツ)  
1936年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、東宝入社。東宝演劇部企画室を経て、現在、演劇評論家、放送大学客員教授。『女形の運命』で芸術選奨文部大臣新人賞、『忠臣蔵』で平林たい子文学賞、『娘道成寺』で読売文学賞、『四代目市川団十郎』で芸術選奨文部大臣賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)