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心臓の力 休めない臓器はなぜ「それ」を宿したのか

ブルーバックス B−1929

出版社名 講談社
出版年月 2015年8月
ISBNコード 978-4-06-257929-2
4-06-257929-4
税込価格 990円
頁数・縦 221P 18cm

商品内容

要旨

アクセル(交感神経)とブレーキ(副交感神経)、心臓はこの両者にコントロールされているが、その分布を比べるとアクセルが圧倒的に多い。それなのになぜ、心臓は過労死しないのか?このミステリーに挑んだ著者らを待っていたのは、心臓に宿された身震いするような事実だった―。心筋梗塞になっても死なないマウスなど、驚きと知的興奮に満ちた新発見の記録!

目次

序章 心臓の基礎知識
第1章 自律神経についてのある誤解
第2章 交感神経の絶大な力
第3章 副交感神経が秘めた力
第4章 アセチルコリンをさがして
第5章 NNCCSはなぜ宿ったのか
第6章 もう一つの大発見
第7章 死なないマウス
終章 これからのNNCCS

おすすめコメント

心臓とは何か? 根本的な問いを続けて見えてきた斬新な発想が難病治療の道も拓く。世界のトップランナーが提唱する逆転の心臓治療。

著者紹介

柿沼 由彦 (カキヌマ ヨシヒコ)  
1962年東京生まれ。千葉大学医学部卒業。筑波大学大学院医学研究科修了。医師、医学博士。Vanderbilt University Medical Center Research Fellow(米国)、日本学術振興会特別研究員、理化学研究所脳科学総合研究センター研究員、高知大学医学部准教授を経て、日本医科大学生体統御学分野大学院教授。2009年、心筋細胞みずからアセチルコリンを産生する非神経性心筋コリン作働系(NNCCS)を発見(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)