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脳・心・人工知能 数理で脳を解き明かす

ブルーバックス B−1968

出版社名 講談社
出版年月 2016年5月
ISBNコード 978-4-06-257968-1
4-06-257968-5
税込価格 990円
頁数・縦 235P 18cm

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商品内容

要旨

囲碁や将棋で、人工知能がプロ棋士に勝利を遂げた。2045年、人工知能が人間の能力を超える「シンギュラリティ」は、本当に訪れるのか?数学の理論で脳の仕組みを解き明かせれば、ロボットが心を持つことも可能になるのだろうか?人工知能研究の基礎となった「数理脳科学」の第一人者が語る、不思議で魅惑的な脳の世界。

目次

第1章 脳を宇宙誌からみよう
第2章 脳とはなんだろう
第3章 「理論」で脳はどう考えられてきたのか
第4章 数理で脳を紐解く(1)神経興奮の力学と情報処理の仕組み
第5章 数理で脳を紐解く(2)「神経学習」の理論とは
第6章 人工知能の歴史とこれから
第7章 心に迫ろう

おすすめコメント

数理で「脳」と「心」がここまでわかった! 囲碁や将棋で、AIが人間に勝利を遂げた。2045年、人工知能が人間の能力を超える「シンギュラリティ」は、本当に訪れるのか? 数学の理論で脳の仕組みを解き明かせれば、ロボットが心を持つことも可能になるのだろうか? AI研究の基礎となった「数理脳科学」の第一人者が語る、不思議で魅惑的な脳の世界。第1章 脳を宇宙誌からみよう まずは脳がいつどのように誕生したかをみていこう。その起源をたどるには、宇宙のはじまりを知らなくてはならない。生命が脳を持ち、人に「心」が宿ったのはなぜなのだろう。第2章 脳とはなんだろう 私たちの脳には1000 億もの神経細胞が詰まっていて、それが思考を担い、心を司っている。そもそも脳とは、どのような器官なのだろうか。最新研究で明らかになってきた脳のメカニズムを紹介しよう。第3章 「理論」で脳はどう考えられてきたのか 現在ブームとなっている人工知能は、脳にヒントを得て1950 年代に提唱された理論モデルから誕生した。「理論」で脳の仕組みを考えるとは、どういうことなのか。その歴史をたどってみよう。第4章 数理で脳を紐解く(1):神経興奮の力学と情報処理のしくみ 数学の理論を使って脳の仕組みを考えるのが「数理脳科学」である。本当にそんなことができるのか、数理の世界を披露したい。神経回路はどのように興奮し、記憶はどうやって蓄えられるのだろうか? 第5章 数理で脳を紐解く(2):「神経学習」の理論とは 数理の視点から、脳がどのように学習するのかを考えてみよう。これは、最近注目を集めている人工知能の「ディープラーニング」の基礎になっている理論である。第6章 人工知能の歴史とこれから 技術がさらに発展すれば、人工知能が人間を超える「シンギュラリティ」が本当にやってくるのではと騒がれている。その歴史を振り返り、未来を考えてみたい。第7章 心に迫ろう これまでみてきたように、脳の仕組みが次第に明らかになってきている。だが、脳科学の最終的な目標は「心」を知ることである。それが叶えば、心を持つ人工知能が誕生する日も訪れるのだろうか?

著者紹介

甘利 俊一 (アマリ シュンイチ)  
1936年東京都生まれ。東京大学工学部卒業、同大大学院数物系研究科博士課程修了。工学博士。東京大学教授、パリ大学客員教授、ルーバン大学特任教授などを経て、2003年より理化学研究所脳科学総合研究センター長。現在は、同センター特別顧問。東京大学名誉教授。神経回路網の数理的研究において数々の業績を上げ、IEEE Neural Networks Pioneer賞(1992年)など受賞も多数。国際神経回路学会創立理事、同学会会長も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)