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こころは内臓である スキゾフレニアを腑分けする

講談社選書メチエ 667

出版社名 講談社
出版年月 2018年1月
ISBNコード 978-4-06-258669-6
4-06-258669-X
税込価格 1,782円
頁数・縦 248P 19cm

商品内容

要旨

スキゾフレニアは伝統的に理性の病とされてきた。さらに魂の崩壊とも見られたこの病気の根底にあるものは何か。臨床的に見えてくるのは運動的な機能の低下、不自由さ、また、衝動的なものへの「否認」による怒りなどの感情の禁止。豊富な経験を持つ精神科医が捉える病気とこころの本態とは?身体として生きるエネルギーを奪う「否認」のメカニズムが病人だけのものではないことを見通し、ヒトの心的傾向を探る。

目次

序章 回復途上の三人
第1章 「スキゾフレニア」の履歴
第2章 始まりの不具合
第3章 奇妙な世界に入り込んで…
第4章 運動と思考が停止する!
第5章 「現実」の変容より「現在」の喪失の方が重い病
第6章 フィールドへ出よ
第7章 身の内にうごめくもの、その否認
第8章 眼も耳も嘘をつく―修正するのはアクション
第9章 脱施設化再考―終わっていない課題
第10章 心を概念化するメカニズム―メタファー経由の理解

おすすめコメント

運動的な機能低下、「考えること」への禁止メカニズム、衝動的なものの否認など、この病気の本態を見極め、ヒトの心的傾向を総覧する

著者紹介

計見 一雄 (ケンミ カズオ)  
1939年生まれ。千葉大学医学部卒業。医学博士。千葉県精神科医療センターの設立に参画、名誉センター長。公徳会佐藤病院顧問。精神科救急医療という分野の開拓者で、日本精神科救急学会初代理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)