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拒食症と過食症の治し方 イラスト版

健康ライブラリー

出版社名 講談社
出版年月 2016年6月
ISBNコード 978-4-06-259804-0
4-06-259804-3
税込価格 1,540円
頁数・縦 98P 21cm

商品内容

要旨

あせらないで。治したい気持ちがあれば大丈夫。始まりは拒食か過食か、経過や治り方はさまざま。まず5分間吐くのをがまんして!悪循環は断ち切れる。

目次

1 回復へつながる八つの扉(意志を固める―一年後、五年後の自分を想像してみよう
扉(1)目標をもつ―治そうと決心したときから回復が始まる ほか)
2 拒食症と過食症を理解する(摂食障害とは―体重・体形のとらえ方や食べ方が異常になる
体の症状―病的にやせて、低栄養・無月経になる ほか)
3 ストレスに気づき、軽減する(マイナス思考―ストレスをためやすい考え方のクセがある
ストレスの蓄積―「問題解決法」を使ってストレスを減らす ほか)
4 医療機関とのつきあい方(受診の目安―体重が四〇キロ以下になったら要注意
受診先―相性のよい先生が自分にとっての名医 ほか)
5 周囲の人ができること(保護者(1)―口をはさまず子どもの話に耳を傾ける
保護者(2)―家族がしていいこと、悪いこと ほか)

おすすめコメント

ひと目でわかるイラスト図解 《講談社 健康ライブラリーイラスト版》 始まりは拒食か過食か、経過や治り方はさまざま。5分間だけ吐くのをがまんして! 悪循環は断ち切れる! 拒食症・過食症という呼び名でいわれる「摂食障害」は、誤解されやすい病気です。近年、摂食障害に悩む人は、若い女性やスポーツ選手だけでなく、小学生の子ども達や40 代、50 代の主婦層にも広がっています。発症の背景はさまざまで、ダイエットによる「やせすぎ」や、ストレス解消のための「食べ過ぎ」などと単純に説明はできません。心療内科や精神科を受診しても、本人が自分自身を変えようと思わない限りなかなか回復に至りません。自分で治そう、治したいと思ったとき、ぜひ本書を手にとってください。回復に導く具体的な方法をわかりやすく紹介しています。また、この病気は周囲の人の理解が不可欠。本人との接し方もわかる、家族や教師にも役立つ一冊です。【主なポイント】 *自分で治そうと思えたら、それが回復の第一歩 *体重や体形は人の価値を決めるものではありません *ご飯は病気を治す「薬」。必ず主食をとろう *「食事日誌」をつけて改善点をみつけよう *過食しなかったぶんを貯金する「過食節約貯金」をしよう *過食を断ち切るには、吐くのを「五分間がまん」して *気持ちに逃げ場がないときは、まずは誰かに「話すこと」 *ストレスをためる考え方のクセを少しずつ変えていこう 【本書の内容構成】 第1章 回復へつながる八つの扉 第2章 拒食症と過食症を理解する 第3章 ストレスに気づき、軽減する 第4章 医療機関とのつきあい方 第5章 周囲の人ができること

著者紹介

切池 信夫 (キリイケ ノブオ)  
大阪市立大学名誉教授。1971年、大阪市立大学医学部卒業。同大学附属病院臨床研究医、北野病院精神科、ネブラスカ州立大学医学部薬理学教室、大阪市立大学教授をへて2012年より名誉教授。専門は摂食障害の基礎と臨床。日本摂食障害学会前理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)