• 本

日輪の遺産

講談社文庫

出版社名 講談社
出版年月 1997年7月
ISBNコード 978-4-06-263551-6
4-06-263551-8
税込価格 935円
頁数・縦 536P 15cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 「宝くじ当たったら何しよう」というレベルじゃないです。

    この小説、もちろんフィクションでありながら、ある意味、戦後の日本復興に関わる、もう一つの真実の物語と言いたくなる作品です。終戦直前に帝国陸軍が極秘裏に隠した財宝、その額なんと時価200兆円。しかも、それはマッカーサーから奪ったもの。当然、行方を捜すマッカーサー。しかし、口を閉ざす者、永遠に口を閉ざしてしまった者、そして……。このように途方もない財宝をめぐる現在と過去の物語ですが、決して心躍るお宝探しロマンではなく、過去の部分は悲話というほかありません。財宝の隠匿に関わった者たちそれぞれの信念が下した悲痛な決意とその結末は胸をうがちます。賛否両論あるでしょうが、しかしわたしは彼らに託された希望という余韻を残して物語は閉じたと思います。「蒼穹の昴」や「地下鉄(メトロ)に乗って」につながる作品とのことですので、未読の方はぜひどうぞ。

    (2011年9月9日)

商品内容

要旨

帝国陸軍がマッカーサーより奪い、終戦直前に隠したという時価二百兆円の財宝。老人が遺した手帳に隠された驚くべき事実が、五十年たった今、明らかにされようとしている。

おすすめコメント

帝国陸軍がマッカーサーより奪い、終戦直前に隠したという時価200兆円の財宝。老人が遺(のこ)した手帳に隠された驚くべき真実が、50年たった今、明らかにされようとしている。財宝に関わり生きて死んでいった人々の姿に涙する感動の力作。ベストセラー『蒼穹の昴』の原点、幻の近代史ミステリー待望の文庫化。

出版社・メーカーコメント

敗戦国ニッポンの勇気を描いたスペクタクル帝国陸軍がマッカーサーより奪い終戦直前に秘匿した時価200兆円にのぼる財宝。鍵を握る黒革の手帳に記された驚くべき真相!人気沸騰中の作者の歴史ミステリー