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日本は世界1位の政府資産大国

講談社+α新書 634−1C

出版社名 講談社
出版年月 2013年10月
ISBNコード 978-4-06-272823-2
4-06-272823-0
税込価格 924円
頁数・縦 206P 18cm

商品内容

要旨

米国の4倍の政府資産だから国債はバカ売れ!!消費税増税は不要!国民1人あたり500万円の巨大な政府資産。すぐ売れる金融資産だけで300兆円もある!

目次

序章 世界一の政府資産を持つ日本
第1章 捻出できた震災復興費―消えた三〇兆円
第2章 財務省が仕掛ける大増税時代
第3章 掘り起こした四六兆円の埋蔵金
第4章 税金は公務員のために
第5章 天下り法人全廃で二〇〇兆円
第6章 政府資産売却―アベノミクス四本目の矢
第7章 売れない固定資産からカネを生む方法
第8章 一〇〇兆円の外為特会はいらない
終章 役人が狙う年金準備金一〇〇兆円

出版社・メーカーコメント

米国の4倍の政府資産→(だから)国債はバカ売れ!! 消費税増税は不要! 国民1人あたり500万円の巨大な政府資産 すぐ売れる金融資産だけで300兆円もある! 「国の財務書類」のバランスシートには、財務省にとって不都合な事実が書かれている。二〇一二年三月末現在のバランスシートには、「負債合計一〇八八兆円」、そして「資産合計六二九兆円」とあるのだ。実は、財務省で日本国のバランスシートを初めて作成したのは、筆者だ。借金が大きいことを主張し、財政再建の重要性をいってきた主計局では、資産総額が明らかになることには反対で、筆者が国のバランスシートを実際に作ってから公表されるまでに一〇年程度の時間を要した。国の資産を処分して負債を圧縮すればいいではないか。会社や家計では当たり前のようにやっていることだ。国の資産処分は財政危機に陥った国ならどこでもやっていること。それをやらないというのなら日本は財政危機とはいえないだろう。

著者紹介

高橋 洋一 (タカハシ ヨウイチ)  
1955年、東京都に生まれる。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。1980年、大蔵省(現・財務省)入省。理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、国土交通省国土計画局特別調整課長、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)などを歴任したあと、2006年から内閣参事官。2008年、退官。現在、嘉悦大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)