• 本

犬と鴉

講談社文庫 た122−1

出版社名 講談社
出版年月 2013年1月
ISBNコード 978-4-06-277422-2
4-06-277422-4
税込価格 514円
頁数・縦 196P 15cm

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商品内容

要旨

戦争へ行った父、父を追って戻らない母、取り残された息子。終戦を迎え、黒い犬が人々を牙にかけていく。生還し古い図書館に篭城して悪逆の限りを尽くす父と対峙するため、息子は丘の上の図書館へ通い続ける。父と息子、母と息子の息詰まる絆を描いた「血脈」「聖書の煙草」を同時収録。

出版社・メーカーコメント

空から落とされた無数の黒い犬が戦争を終わらせた。悲しみによって空腹を満たすため、私は図書館に篭る父親の元へ通い続ける。歪んだ家族の呪われた絆を描く力作 (『犬と鴉』)。家業を継がず一冊の本に拘泥するのはなぜか、父と息子が抱く譲れない思い(『血脈』)。定職を持たず母と二人で暮らす三十男、古びた聖書が無為な日々を狂わせる(『聖書の煙草』)。

著者紹介

田中 慎弥 (タナカ シンヤ)  
1972年、山口県出身。2005年「冷たい水の羊」で第37回新潮新人賞を受賞しデビュー。’08年「蛹」で第34回川端康成文学賞を当時史上最年少で受賞。同年『切れた鎖』(新潮社)で第21回三島由紀夫賞を受賞。’12年「共喰い」で第146回芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)