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井伊直虎と謎の超名門「井伊家」

講談社+α文庫 E35−7

出版社名 講談社
出版年月 2016年11月
ISBNコード 978-4-06-281701-1
4-06-281701-2
税込価格 858円
頁数・縦 269P 15cm

商品内容

要旨

有力戦国大名でもなく、三河以来の譜代でもない井伊家が、どうしてこんなに重んじられたのだろうか?その謎を解く鍵のひとつが、藩祖とされる徳川四天王の一人である井伊直政の養母ともいえる、井伊直虎なのです!本書では、井伊家がどのようにして名門となり、悲劇の中から徳川将軍家を支える大黒柱になったかを解き明かします。

目次

第1章 井伊直虎は信長・秀吉と同世代人
第2章 井伊家は徳川家より名門か
第3章 次郎法師直虎と井伊直政の時代―青春篇
第4章 次郎法師直虎と桶狭間の戦い
第5章 築山殿は井伊家出身で直虎実父の従姉妹か?
第6章 井伊直政とその養母としての直虎
第7章 血脈を守り通した歴代藩主
第8章 「小さな政府」でまずまずの善政
第9章 幕府に井伊大老の仕事を否定され新政府側に
第10章 日本一の城下町彦根と彦根藩領だった世田谷区

おすすめコメント

2017年NHK大河ドラマの主人公、女城主・井伊直虎を徹底的に解剖。知られざる「井伊家」の秘密に歴史家の第一人者が迫る! 江戸時代にあって、彦根藩井伊家は石高11位で長州などより下でした。しかし、格式については、御三家、御三卿、加賀前田家に継ぎ、島津、伊達、高松松平と同格という高さであった。有力戦国大名でもなく、三河以来の譜代でもない井伊家が、どうしてこんなに重んじられたのだろうか? その謎を解く鍵のひとつが、藩祖とされる徳川四天王の一人である井伊直政の養母ともいえる、井伊直虎なのです! 本書では、井伊家がどのようにして名門となり、悲劇の中から徳川将軍家を支える大黒柱になったかを解き明かします。

著者紹介

八幡 和郎 (ヤワタ カズオ)  
評論家、歴史作家、徳島文理大学教授。1951年、滋賀県大津市生まれ。東京大学法学部を経て1975年通商産業省入省。フランス国立行政学院(ENA)留学。パリ産業調査員、通商産業省北西アジア課長、官房情報管理課長、国土庁長官官房参事官などを歴任し、1997年退官。2004年より徳島文理大学大学院教授。2016年より国士舘大学大学院客員教授併任
八幡 衣代 (ヤワタ キヌヨ)  
1961年、東京都生まれ。日本女子大学住居学科卒業、東京大学大学院修士(建築学)修了後、東京都都市計画局勤務で都市計画、耐震診断(防災)に関わる。90〜93年、夫・和郎氏の赴任に伴いパリに居住。大津市、滋賀県男女共同参画審議会委員を歴任し、男女共同参画に関する活動に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)