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ひかげの宿/山桜 川崎長太郎「抹香町」小説集

講談社文芸文庫 かN6

出版社名 講談社
出版年月 2015年10月
ISBNコード 978-4-06-290287-8
4-06-290287-7
税込価格 1,836円
頁数・縦 381P 16cm

商品内容

要旨

『抹香町』によって、時代の寵児となった川崎長太郎―。しかし短篇群“抹香町もの”の全体像は、纏められたことがない。初期作「夜の家にて」から、売春防止法施行、「抹香町」の消滅、その後日譚まで、十四篇を精選した本書は、『新編 抹香町』ともいいうる。煽情的な私娼小説を超え、孤独な男女の魂の道行、虚飾を剥ぎ取り、危険水域に生きる者たちの生の原形質へと迫る。長太郎文学の核心を余すところなく示した、歿後三十年記念出版。

おすすめコメント

『抹香町』によって、時代の寵児となった川崎長太郎。しかし短篇群〈抹香町もの〉の全体像は、纏められたことがない。初期作「夜の家にて」から、売春防止法施行、「抹香町」の消滅、その後日譚まで、十四篇を精選した本書は、『新編 抹香町』ともいいうる。扇情的な私娼小説を超え、孤独な男女の魂の道行、虚飾を剥ぎ取り、危険水域に生きる者たちの生の原形質へと迫る。長太郎文学の核心を余すところなく示した、歿後三十年記念出版。

著者紹介

川崎 長太郎 (カワサキ チョウタロウ)  
1901・11・26〜1985・11・6。小説家。神奈川県生まれ。小田原中学を中退して、家業の魚商につく傍ら、同郷の民衆詩人福田正夫に師事、左翼的作品を発表。1920年頃より上京、帰郷を繰り返す。23年、萩原恭次郎、岡本潤らと「赤と黒」創刊。震災後アナーキズム運動から離れ、25年、徳田秋声の推挽で「無題」を発表、文壇デビュー作となる。私小説家をめざすが、不遇な時代が続く。38年、永住の覚悟で帰郷、実家の物置小屋に棲み、創作に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)