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黴 爛

講談社文芸文庫 とC3

出版社名 講談社
出版年月 2017年4月
ISBNコード 978-4-06-290342-4
4-06-290342-3
税込価格 1,836円
頁数・縦 381P 16cm

商品内容

要旨

明治四四年、夏目漱石の推挙で「東京朝日新聞」に連載し、自身の結婚生活や師・尾崎紅葉との関係等を徹底した現実主義で描き、自然主義文学を確立、同時に第一級の私小説としても傑作と謳われる「黴」。翌々年「爛」では、元遊女の愛と運命を純粋客観の目で辿り、文名を確立する。川端康成に「日本の小説は源氏に始まつて西鶴に飛び、西鶴から秋声に飛ぶ」と言わしめた秋声の、真骨頂二篇。

おすすめコメント

日本自然主義文学を確立した「黴」と、その更なる発展を示す「爛」。『あらくれ』へと到る秋声文学円熟期の代表的中篇2篇を収録する

著者紹介

徳田 秋声 (トクダ シュウセイ)  
1871・12・23〜1943・11・18。小説家。金沢市生まれ。旧制四高を父の死のため中退、文学を志して上京。尾崎紅葉門下に入りやがて泉鏡花などとならんで「葉門の四天王」とよばれるまでになる。独自の自然主義文学観に開眼し、私小説的長篇『黴』によって文壇的地位を確立する。太平洋戦争を憂慮しながら本郷森川町の書斎で没した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)