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写生の物語

講談社文芸文庫 よB8

出版社名 講談社
出版年月 2017年4月
ISBNコード 978-4-06-290344-8
4-06-290344-X
税込価格 1,728円
頁数・縦 297P 16cm

商品内容

要旨

敗戦後、あらゆる事象に切り込んできた詩人・批評家は若きころより和歌を味わいつづける読み手でもあった。古代歌謡、百人一首、新宗教開祖の教え、近代が必要とする写実や心理、風俗をとりこんだ表現、前衛短歌や俵万智など現代の歌人―作品にあらわれる時代や精神の変化を丁寧に追うことで和歌の現在、そして未来をも擁護する愛あふれる評論。

目次

起源以前のこと
明治は遠いか
遊びとしての『百人一首』
『神の仕事場』と『獻身』
短歌の新しい波
私家集
鴎・漱の短歌
『神の仕事場』の特性
明石海人の場合
「おふでさき」の世界
「おふでさき」の解体
賢治の短歌
中也と道造の短歌
法然歌
『草根集』の歌
江戸期の歌
短歌の現在

著者紹介

吉本 隆明 (ヨシモト タカアキ)  
1924・11・25〜2012・3・16。詩人、批評家。東京生まれ。東京工業大学卒業。戦争体験の意味を自らに問いつめ、1950年代、文学者の戦争責任論・転向論で論壇に登場。60年安保闘争を経て、61年「試行」を創刊。80年代からは、消費社会・高度資本主義の分析に向かう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)