• 本

純粋な自然の贈与

講談社学術文庫 1970

出版社名 講談社
出版年月 2009年11月
ISBNコード 978-4-06-291970-8
4-06-291970-2
税込価格 1,037円
頁数・縦 268P 15cm

商品内容

要旨

贈与は結びつけるエロスを、貨幣は分離するロゴスを持つ。すべての富は、物質性をもたない「無」の領域から「有」の世界に贈り物としてやってくる。古式捕鯨の深層構造を探る「すばらしい日本捕鯨」、モースの思想的可能性を再発見する「新贈与論序説」などを収録。贈与の原理を、経済や表現行為の土台に据え直し、近代の思考法と別の世界を切り開く。

目次

序曲
すばらしい日本捕鯨
日本思想の原郷
バスケットボール神学
ゴダールとマルクス
バルトークにかえれ
新贈与論序説
ディケンズの亡霊
後奏曲

出版社・メーカーコメント

モースの贈与論、マルクスの剰余価値説、キルケゴールの愛の思想、レヴィ=ストロースの構造主義を超えて、価値増殖の本質を解き明かす未来の贈与価値論、ここにはじまる贈与は結びつけるエロスを、貨幣は分離するロゴスを持つ。すべての富は、物質性をもたない「無」の領域から「有」の世界に贈り物としてやってくる。古式捕鯨の深層構造を探る「すばらしい日本捕鯨」、モースの思想的可能性を再発見する「新贈与論序説」などを収録。贈与の原理を、経済や表現行為の土台に据え直し、近代の思考法と別の世界を切り開く。

著者紹介

中沢 新一 (ナカザワ シンイチ)  
1950年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。現在、多摩美術大学芸術人類学研究所所長。思想家。著書に、『カイエ・ソバージュ全5巻』(『対象性人類学』で小林秀雄賞)、『チベットのモーツァルト』(サントリー学芸賞)『森のバロック』(読売文学賞)『哲学の東北』(斎藤緑雨賞)、『フィロソフィア・ヤポニカ』(伊藤整文学賞)など多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)