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ある神経病者の回想録

講談社学術文庫 2326

出版社名 講談社
出版年月 2015年10月
ISBNコード 978-4-06-292326-2
4-06-292326-2
税込価格 1,620円
頁数・縦 629P 15cm

商品内容

要旨

「神」の言葉を聞き、崩壊した世界を救済するために女性となって「神」の子を身ごもる…そんな妄想に襲われ、苦しめられた男は、みずからの壮絶な闘いを生々しく記録した。フロイト、ラカン、カネッティ、ドゥルーズ&ガタリなど、知の巨人たちに衝撃を与え、二〇世紀思想に不可逆的な影響を与えた稀代の書物。第一級の精神科医による渾身の全訳!

目次

神と不死性
神の国の危機?/魂の殺害
最初の神経病と二度目の神経病の初期における個人的体験
続き/神経言語(内なる声)/思考強迫/世界秩序が要請する事情としての脱男性化
個人的体験の続き/幻影/「視霊者」
個人的体験の続き/独特の病的現象/幻影
ピエルゾン博士の精神病院での入院生活期間における個人的体験/「試練に曝された魂」
ゾンネンシュタインへの移送/光線交流における変化/「記録方式」/「天体への接合」
ゾンネンシュタインでの個人的体験/光線交流の随伴現象としての「妨害」/「気分造り」
奇蹟による肉体的な完璧さの損傷〔ほか〕

著者紹介

シュレーバー,ダニエル・パウル (シュレーバー,ダニエルパウル)   Schreber,Daniel Paul
1842‐1911年。有能な司法官としてドレスデン控訴院部長に就任した直後、精神変調が再発、1900年に「回想録」の執筆を開始
渡辺 哲夫 (ワタナベ テツオ)  
1949年生まれ。東北大学医学部卒業(医学博士)。現在、南嶺会勝連病院勤務。専門は、精神病理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)