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言語学者が語る漢字文明論

講談社学術文庫 2445

出版社名 講談社
出版年月 2017年8月
ISBNコード 978-4-06-292445-0
4-06-292445-5
税込価格 1,134円
頁数・縦 307P 15cm

商品内容

要旨

漢字は言葉ではない、記号である。漢字にオトは必要ない。どの言語でも漢字を「訓読み」できる。では周辺地域を含めた「漢字文化圏」とは自明のものなのか。歴史上の突厥・契丹・西夏・女真・モンゴル文字など漢字からの自立運動は何を意味するのか。漢字を残す日本語は独自の言語であることの危機に瀕しているのか。言語学者が読む文字と言語の関係。

目次

第1章 日本語という運命(日本語の状況
母語ペシミズム ほか)
第2章 「日本語人」論(日本人ではなく日本語人がたいせつ
バイリングアル日本語人 ほか)
第3章 漢字についての文明論的考察(「漢字文化圏」論
日本は漢字文化圏の行きどまり ほか)
第4章 「脱亜入欧」から「脱漢入亜」へ(日本は中国と「同文同種」か
中国語は日本語よりも英語に近い ほか)

おすすめコメント

漢字はことばではない。記号である。豊かで強固な漢字文化圏という幻想を標的に、漢字と日本語、漢字と周辺アジア系言語の関係を探る

著者紹介

田中 克彦 (タナカ カツヒコ)  
1934年兵庫県生まれ。東京外国語大学モンゴル語学科卒業、一橋大学大学院社会学研究科修了。一橋大学名誉教授。専門は社会言語学とモンゴル学。言語学をことばと国家と民族の関係から総合的に研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)