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『青色本』を掘り崩す ウィトゲンシュタインの誤診

講談社学術文庫 2499

出版社名 講談社
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-06-292449-8
4-06-292449-8
税込価格 1,220円
頁数・縦 311P 15cm

商品内容

要旨

たとえば、後期ウィトゲンシュタインの代表作『哲学探究』二〇〇番代で主題化される私的言語の問題は、その原基形態が『青色本』の議論にある。後期に向かう哲学的思考の端緒とも言うべき『青色本』を、著者は「天下の奇書」と評しつつも、細部にわたって徹底的に、かつ詳細に考え抜く。そこで見えてくる独我論の相貌とは。渾身の哲学的批判の書。

目次

哲学における達成とは
私的体験が素材となって実在が構成されていると言いたい誘惑
語は対比項なしに使われえないか
ただ私自身の体験だけが実在すると言いたい誘惑
だが他人も「まったく同じこと」が言える
世界の素材としてのエーテル状の私的体験
ウィトゲンシュタイン的独我論
ウィトゲンシュタイン的独我論の永井的拡張(付・コウモリだったらどんなかな)
私と世界をつなぐすべての出発点
「自分の感覚を記述するのに回り道をせざるをえない」〔ほか〕

著者紹介

永井 均 (ナガイ ヒトシ)  
1951年生まれ。慶應大学大学院文学研究科博士課程単位取得。日本大学教授。専攻は哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)