殺人出産
講談社文庫 む31−4
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2016年8月 |
ISBNコード |
978-4-06-293477-0
(4-06-293477-9) |
税込価格 | 715円 |
頁数・縦 | 197P 15cm |
書店員さんが選ぶオススメの講談社文庫!
表題作『殺人出産』は「10人産んだら、1人殺せる」という「殺人出産システム」で人口を保つ近未来の日本を描いています。命を造るものが命を奪う。主人公の姉が10人目の出産を控えた夏、彼女の下した決断は果たして…。★本書は書店員さんから講談社文庫のオススメ作品を募った「ブックドア文庫フェア」の銘柄にも選ばれました。推薦してくださったブックポート203 大和店さんによる手描きPOP&動画もぜひご覧ください! プロモーション動画 |
商品内容
要旨 |
今から百年前、殺人は悪だった。10人産んだら、1人殺せる。命を奪う者が命を造る「殺人出産システム」で人口を保つ日本。会社員の育子には十代で「産み人」となった姉がいた。蝉の声が響く夏、姉の10人目の出産が迫る。未来に命を繋ぐのは彼女の殺意。昨日の常識は、ある日、突然変化する。表題作他三篇。 |
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おすすめコメント
祝!芥川賞受賞 村田沙耶香 最大の衝撃作はコレだ! 10人産んだら、1人殺せる。「殺意」が命を産み出す衝動となる。今から100年前、殺人は悪だった。10人産んだら、1人殺せる。命を奪う者が命を造る「殺人出産システム」によって人口を保つ日本。会社員の育子には十代で「産み人」となった姉がいた。蝉の声が響く夏、姉の10人目の出産が迫る。未来に命を繋ぐのは彼女の殺意。昨日の常識は、ある日突然変化する。表題作、他三篇。