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大正=歴史の踊り場とは何か 現代の起点を探る

講談社選書メチエ 674

出版社名 講談社
出版年月 2018年5月
ISBNコード 978-4-06-511639-5
4-06-511639-2
税込価格 1,836円
頁数・縦 268P 19cm

商品内容

要旨

一九一〇年代〜一九二〇年代に現れた大きな転換期。「大正」という元号と重なるように日本・世界が動き出した。第一次世界大戦と大恐慌によって世界の各地域が同期化し、それに巻き込まれつつ日本では、関東大震災が「足下」を崩壊させる。明治に始まった近代化は、この大正期にその質と方向を変え、いろいろな可能性を孕みながら現代への起点となったのではないか。時代の言葉に着目、社会や暮らしの原型と未発の可能性を読む。

目次

第1部 現代の起点としての「大正」(学区―コモンの成り立つ場所
民生―生存権・生活権への出発
震災―言葉の崩壊から新しい意識へ
趣味・娯楽―民衆文化再編成への胎動)
第2部 踊り場としての「大正」(サラリーマン・職業婦人・専業主婦の登場
校歌―替え歌の文化が結ぶ共同体
民衆と詩―文語詩から口語詩への移行
地方学―「地方」と「地方」そして「郷土」への眼差し)

おすすめコメント

近代が浸透していく時代としての「大正」に焦点を絞り、そこに孕まれていた可能性を探り出す。

著者紹介

鷲田 清一 (ワシダ キヨカズ)  
1949年生まれ。京都市立芸術大学学長。せんだいメディアテーク館長。哲学者。臨床哲学を探求する
佐々木 幹郎 (ササキ ミキロウ)  
1947年生まれ。詩人。中原中也研究の第一人者。詩と音楽のコラボレーション、オペラの脚本も手がける
山室 信一 (ヤマムロ シンイチ)  
1951年生まれ。2015年まで京都大学人文科学研究所所長を務め、現在は名誉教授。近代法政思想連鎖史研究者
渡辺 裕 (ワタナベ ヒロシ)  
1953年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科教授。専攻は美学芸術学、文化資源学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)