• 本

日中戦争 前線と銃後

講談社学術文庫 2518

出版社名 講談社
出版年月 2018年7月
ISBNコード 978-4-06-512161-0
4-06-512161-2
税込価格 1,091円
頁数・縦 275P 15cm

商品内容

要旨

「昭和デモクラシー」が進展する一九三七年七月、盧溝橋で意図なくして戦端は開かれた。際限なく拡大する戦争に、労働者も農民も地位向上の希望を賭け、兵士たちは国家改造の夢を託す。そして新たな政治を求める国民の熱が大政翼賛会を生み出した。多彩な史料から戦時下日本のリアリティを生々しく甦らせ、“あの戦争は何だったのか”を鋭く追究する。

目次

1章 兵士たちの見た銃後(銃後の退廃
慰問袋のゆくえ
祖国の再興を求めて)
2章 戦場のデモクラシー(他者理解の視点
立ち上がる「文化戦士」たち
新しい文化の創造)
3章 戦場から国家を改造する(文化工作による国家の改造
政党政治への期待
社会的な底辺の拡大)
4章 失われた可能性(デモクラシーとしての大政翼賛会
大政翼賛会の現実
日中戦争の末路)
5章 「神の国」の滅亡(日本主義の盛衰
「神の国」のモラル
戦争のなかの最後)

おすすめコメント

兵士は国家の改造を夢みた。労働者が、農民が、女性が、子どもが、よりよい明日のために協力した。多彩な史料で描く戦時下日本の実像

著者紹介

井上 寿一 (イノウエ トシカズ)  
1956年生まれ。一橋大学社会学部卒業。同大学院法学研究科博士課程、学習院大学法学部教授などを経て、学習院大学学長。法学博士。専攻は、日本政治外交史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)