• 本

変成譜 中世神仏習合の世界

講談社学術文庫 2520

出版社名 講談社
出版年月 2018年7月
ISBNコード 978-4-06-512461-1
4-06-512461-1
税込価格 1,577円
頁数・縦 461P 15cm

商品内容

要旨

日本中世はその精神性を措いては理解できない。熊野詣、修験神楽、法華経注釈、天皇の即位潅頂…「神仏習合」の多彩な展開を一次資料から徹底的に解読し、そこに心身と世界のドラスティックな変革=「変成」という壮大な宗教運動を見出した渾身作。中世という激動の新世界、その遠大な闇と強烈な救済の光に、日本随一の宗教思想史研究者が迫る!

目次

プロローグ―神聖劇場への招待
1 苦行と救済 中世熊野詣の宗教世界―浄土としての熊野へ(葬送としての熊野詣
聖地と救済の構造)
2 擬死と再誕 大神楽「浄土入り」―奥三河の霜月神楽をめぐって(大神楽の宗教思想―『御神楽日記』を読む
浄土入りの装置
浄土への旅立ち
浄土での行い―「注連の本戒」を読む)
3 本覚の弁証法 龍女の成仏―『法華経』龍女成仏の中世的展開(幻の「龍畜経」を求めて―『平家物語』「潅頂巻」から
龍女の原像―「提婆品」の彼方へ
成仏のドラマトゥルギー)
4 人獣の交渉 異類と双身―中世王権をめぐる性のメタファー(双身の神智学
辰狐のイコノグラフィー)
エピローグ―錬金術的思考へ向けて

おすすめコメント

神仏習合の多彩な展開を徹底的に解読し、それを心身と世界の変革=「変成(へんじょう)」という運動のなかに見出した渾身作!

著者紹介

山本 ひろ子 (ヤマモト ヒロコ)  
1946年生まれ。早稲田大学第一文学部史学科中退。日本宗教思想史専攻。和光大学名誉教授。私塾「成城寺小屋講座」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)