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創造の星 天才の人類史

講談社選書メチエ 681

出版社名 講談社
出版年月 2018年8月
ISBNコード 978-4-06-512668-4
4-06-512668-1
税込価格 1,998円
頁数・縦 325P 19cm

商品内容

要旨

ダ・ヴィンチの“モナ・リザ”とエラスムスの『痴愚神礼讃』を生んだ一六世紀はヨーロッパに「魔女狩り」の嵐が吹き荒れた時代だった。その嵐の中に出現した、理性を完璧なまでに超越したものを夢見る「非理性的創造者」としての天才たちの系譜は、以降、五〇〇年にわたって世界を翻弄し続けていく―。スウェーデンボルグ、モーツァルトからベートーヴェンを経てヴァーグナー、ニーチェ、そしてドストエフスキーに至るまで、第一級の精神科医が完成させた唯一無二の思想劇が、ここに幕を開く。

目次

第1章 魔術と科学のあいだの揺動:15〜17世紀(ルネサンスの創造的非理性―エラスムスが見た「理性=狂気」の光景
魔女狩り―ルネサンス裏面の暗黒、あるいは『魔女の槌』の出現 ほか)
第2章 非理性の噴出:18世紀(スウェーデンボルグ問題
無意識の発見―メスメルとピュイゼギュールをめぐる人々 ほか)
第3章 アポロンとディオニュソスの相剋:19世紀(“第九”以後に創造すること
ロマン主義芸術のラプトゥスに襲われた世代 ほか)
第4章 非理性の稲妻:20世紀への架橋(ニーチェの場合
いかなる「病気」がニーチェを創造者にし、そして破壊したのか ほか)
第5章 人類のゆくえ:20世紀以降(『自我とエス』―創造する連帯の基礎づけ
創造する連帯の舞台としての“エス” ほか)

おすすめコメント

魔女狩りの焔が飛び散る15世紀からナチズムの狂乱に至る20世紀まで。大地を揺るがしつつ展開された天才たちによる創造の精神史!

著者紹介

渡辺 哲夫 (ワタナベ テツオ)  
1949年、茨城県生まれ。東北大学医学部卒業(医学博士)。都立松沢病院、東京医科歯科大学、栗田病院、稲城台病院などを経て、現在、いずみ病院(沖縄県うるま市)勤務。専門は、精神病理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)