牟田口廉也 「愚将」はいかにして生み出されたのか
星海社新書 136
| 出版社名 | 星海社 |
|---|---|
| 出版年月 | 2018年7月 |
| ISBNコード |
978-4-06-512728-5
(4-06-512728-9) |
| 税込価格 | 1,155円 |
| 頁数・縦 | 277P 18cm |
商品内容
| 要旨 |
牟田口廉也は、インパール作戦を失敗に導いた陸軍司令官として知られている。だが、それのみを切り取って牟田口を「愚将」と断じてしまってよいのか。また、責任は彼個人のみに帰せられるべきなのか。本書は牟田口の軍歴を丹念に追うことで「愚将」像を再検討してゆく。参謀畑を歩んでいた牟田口を、支那駐屯軍に左遷せしめた二・二六事件とその後勃発した盧溝橋事件。「常勝将軍」の名を与えたシンガポール攻略作戦。そして、大本営の裁可のもとで発動されたインパール作戦。彼の軍歴の背景から、陸軍の異様な体質が浮かび上がる。不健全な人事、不可解な決裁…昭和陸軍という組織は、自ら「愚将」を生み出したのだ。 |
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| 目次 |
第1章 エリート参謀からの転落(「葉隠」のもとに生まれる |



おすすめコメント
日本人の愚かさが最悪の将を生んだ。太平洋戦争、インパール作戦で日本陸軍の「白骨街道」を敷いた愚将・牟田口廉也の生涯を辿る。