• 本

なぜ私は一続きの私であるのか ベルクソン・ドゥルーズ・精神病理

講談社選書メチエ 686

出版社名 講談社
出版年月 2018年10月
ISBNコード 978-4-06-513519-8
4-06-513519-2
税込価格 1,870円
頁数・縦 235P 19cm

商品内容

要旨

私が確固として同一であるという信念はどこから来るのか。脳の生物的デフォルトから同一性は導かれないのではないか。意識という機構が「外」を表象として立ち上がらせるとき、その都度の表象という出来事が反復されるとき、影絵のように浮かび上がってくる「私」。表象とは何か、それは私の一貫性とどう繋がってくるのか。ベルクソンの記憶・縮約、ドゥルーズの差異・反復などの概念、また精神科症例を参照し精神病理学者が「私性」の謎に迫る。

目次

第1章 同じものが同じになる時、同じでなくなる時
第2章 「私」が成立する脳的条件
第3章 物来りて我を照らす
第4章 面前他者を了解すること―精神病理学の営み
第5章 ベルクソンと脳科学
第6章 普遍論争を再考する―馬性は馬性以外の何ものでもない
第7章 行為としての臨床哲学
付録 脳内散策のための小マップ

おすすめコメント

オートポイエーシスという閉じた系の身体から、どうして意識が、さらに一続きの反復として「私」がどのように立ち上がってくるのか。

著者紹介

兼本 浩祐 (カネモト コウスケ)  
1957年生まれ。京都大学医学部卒業。現在、愛知医科大学医学部精神科学講座教授。専門は精神病理学、神経心理学、臨床てんかん学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)