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「男はつらいよ」の効能書き 〈全48作〉をもっと心に効かせる鑑賞ガイド 下巻

出版社名 講談社
出版年月 2019年4月
ISBNコード 978-4-06-514720-7
4-06-514720-4
税込価格 1,210円
頁数・縦 241P 18cm
シリーズ名 「男はつらいよ」の効能書き

商品内容

目次

第24作『男はつらいよ寅次郎春の夢』(香川京子)
第25作『男はつらいよ寅次郎ハイビスカスの花』(浅丘ルリ子)
第26作『男はつらいよ寅次郎かもめ歌』(伊藤蘭)
第27作『男はつらいよ浪花の恋の寅次郎』(松坂慶子)
第28作『男はつらいよ寅次郎紙風船』(音無美紀子)
第29作『男はつらいよ寅次郎あじさいの恋』(いしだあゆみ)
第30作『男はつらいよ花も嵐も寅次郎』(田中裕子)
第31作『男はつらいよ旅と女と寅次郎』(都はるみ)
第32作『男はつらいよ口笛を吹く寅次郎』(竹下景子)
第33作『男はつらいよ夜霧にむせぶ寅次郎』(中原理恵)〔ほか〕

おすすめコメント

今年、第1作の公開から50周年のアニバーサリーイヤーをむかえた映画「男はつらいよ」。その人気はじつに根強く、昨年10月からスタートしたBSテレ東での放送も好評を博しています。ネットTVでの配信もすでに始まり、この日本映画史上最強のスーパーコンテンツは、若い層にもリーチしていく可能性を高めています。そしてなにより、本年12月には、23年ぶりとなる新作の公開がすでに決定。寅さんブームの再燃さえ予感されます。昭和から平成、そして新時代へと観賞され続けていく「男はつらいよ」。本書は、その全48作の鑑賞ガイドです。 もちろん、ただの鑑賞ガイドではありません。大学院で教育心理学を学び、心理カウンセラーとしてのキャリアも持つ著者。その著者が、徹頭徹尾、「心の栄養になる成分」「心の健康と成長に役立つ効能」という観点から「男はつらいよ」のすべてを解説し、鑑賞の手引きにしているのです。つまり本書は、「男はつらいよ」を精神に効く漢方薬かサプリメントに見立てた「効能書き」となっているのです。メインはもちろん、全48作の作品ごとの効能書きです(上巻に23作品。下巻に25作品を収録)。毎回の寅さん活躍ぶりはもちろんのこと、ストーリー、マドンナ、名言名場面、ロケ地、何気なく映った小道具に至るまで、作品ごとにそれらの【成分】【効能】に言及。さらには、[笑い][感動][癒し]という成分ごとにその効き目具合を星取り表現してあります。作品別以外でも、「寅さん」のキャラクター像、妹さくらや御前様などレギュラーキャラクターをやはり効能書き風に解析。その考察には、既出の批評とは一味違う視点が散見され、ファン必読の内容になっています(上下巻)。さらには、観る人の心理状態や求める効能にごとに鑑賞すべき作品群を推薦する「お勧めコース」も20パターン以上掲載(下巻)。マニアックな上級ファンから、あらためてじっくり見返してみたいというライトファン、はたまたこれから寅さん体験をしてみたいという入門者まで、便利で使える効能書きになっています。

著者紹介

こまものや よさぶろう (コマモノヤ ヨサブロウ)  
1950年栃木県生まれ。東京教育大学(現・筑波大学)大学院(教育心理学)修士課程修了。若者たちを対象とするカウンセリング塾を主宰するかたわら、フリーライターとして月刊誌などに執筆。別ペンネームで小説作品も刊行。心理カウンセラーとして数多くの臨床経験を重ねる中で「男はつらいよ」に出会い、その心理療法的効能に着目。以後二十数年間、折りにふれてその効能の分析と応用に取り組んできた。現在、栃木県北部の里山に位置するアンティーク雑貨店店主(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)