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魔偶の如き齎すもの

出版社名 講談社
出版年月 2019年7月
ISBNコード 978-4-06-516495-2
4-06-516495-8
税込価格 1,870円
頁数・縦 301P 20cm

商品内容

要旨

奇妙な文様が刻まれている魔偶―土偶の骨董―は、所有する者に「福」と「禍」を齎すという…。大学を卒業して3年目の春を迎えた刀城言耶は、その話を聞いて旧家の屋敷を訪れた。そこには魔偶に興味を持った者たちがすでに集っていた。表題作の他、『妖服の如き切るもの』『巫死の如き甦るもの』『獣家の如き吸うもの』を収録した中短篇集。

おすすめコメント

若き刀城言耶が遭遇する4つの事件。民族ホラー+本格ミステリの最前線にいる著者が送る傑作中短篇集

著者紹介

三津田 信三 (ミツダ シンゾウ)  
奈良県出身。編集者を経て2001年『ホラー作家の棲む家』(文庫で『忌館』と改題)で作家デビュー。ホラーとミステリを融合させた独自の世界観で人気を得る。『厭魅の如き憑くもの』にはじまる刀城言耶シリーズの長編第5作『水魑の如き沈むもの』で、2010年に第10回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)