• 本

世界と私のA to Z

出版社名 講談社
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-06-529420-8
4-06-529420-7
税込価格 1,650円
頁数・縦 215P 19cm

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要旨

「Z世代」と呼ばれる若者たちが、社会で活躍し始めている。生まれた時から情報環境が整った「デジタルネイティブ」として、ポジティブにもネガティブにも前世代との違いが強調されるが、その捉え方は正しいのだろうか? 多様性の時代にあって、世代論そのものの妥当性を検討する必要があるのかもしれない。本書では、米国の若い世代を中心に沸き起こっている“Z世代的価値観”によるムーブメントとカルチャーをリアルに伝える。Z世代は、「X世代」「ミレニアル世代」に続く、1990年代後半~2010年頃までに生まれた世代。「多様性」も重要なZ世代の特徴の一つであり、「Z世代の代弁者」というように、世代特有の「らしさ」だけをもってZ世代を語ることに矛盾を感じると著者は指摘。巷間「Z世代らしさ」と言われているものは、○年生まれという枠にとらわれない選択可能なものなのだという。著者は1997年生まれ、カリフォルニア州出身、在住。そのリアルな発言と視点が注目され、あらゆるメディアに抜擢されているZ世代の新星ライター。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2023年1月23日]

商品内容

要旨

Z世代って何を考えてるの?SNS、音楽、映画、食、ファッション―Z世代当事者がアメリカと日本のカルチャーからいまを読み解く画期的エッセイ!Z世代とは?1990年代後半から2010年頃までに生まれた世代。デジタルネイティブで、社会的不平等、人種差別、ジェンダー、環境問題に対して関心が高く、変革への意識が強いとされる。

目次

私にとってのセルアケア・セルフラブ―「弱さ」を受け入れる
私にとっての応援のものさし―「推し」は敬意で決める
私にとってのオリヴィア・ロドリゴ現象―もう搾取はされない
私にとってのSNSと人種問題―「文化の盗用」って?
私にとってのAsian Pride―アジア系としてのアイデンティティ
私にとっての仕事の意味―さよなら「アメリカンドリーム」
私にとってのスピリチュアリティ―新しい「信仰」のかたち
私にとってのライブ体験―「今」を楽しめることの奇跡
私にとっての美学とSNSの関係―「インスタ映え」より「自分ウケ」
私にとってのファッショントレンド―買い物は投票
私にとっての恋愛カルチャー―人生の本質を見つめて
私にとっての世代論―すべての世代が連帯し、未来を向くには

出版社・メーカーコメント

Z世代って何を考えてるの? SNS、音楽、映画、食、ファッションZ世代当事者がアメリカと日本のカルチャーからいまを読み解く画期的エッセイ! Z世代が起こす優しい革命に、私も参加したい。 斎藤幸平(経済思想家) 世代論の本懐は「世代」というステレオタイプの境界を解消することにあるんだと気づいた。 後藤正文(ミュージシャン) 未来を作る作業は、Z世代の多様で切実な声に耳を傾けるところから始まる。 佐久間裕美子(文筆家) ◯「弱さ」を受け入れる ◯「推し」は敬意で決める ◯「文化の盗用」って? ◯買い物は投票 ◯「インスタ映え」より「自分ウケ」 ◯恋愛カルチャーの「今」◯すべての世代が連帯し、未来を向くには <Z世代とは?>1990年代後半から2010年頃までに生まれた世代。デジタルネイティブで、社会的不平等、人種差別、ジェンダー、環境問題に対して関心が高く、変革への意識が強いとされる。

著者紹介

竹田 ダニエル (タケダ ダニエル)  
1997年生まれ、カリフォルニア州出身。そのリアルな発言と視点が注目され、あらゆるメディアに抜擢されているZ世代の新星ライター。「カルチャー×アイデンティティ×社会」をテーマに執筆。「音楽と社会」を結びつける活動を行い、日本と海外のアーティストを繋げるエージェントとしても活躍。初の著書となる本書は、文芸誌「群像」での連載中からSNSを中心に大きな話題を呼んだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)